こんにちは。なべひろです。
普段は人事部長として仕事をしつつ、ブログで発信をしています。
今回解説する「自己PR」は、就活で避けては通れないですよね。
あなたは自己PR、完璧にできましたか?
よく聞くけど、自己PRってよくわからない…
そんな学生にむけて、わかりやすく解説していきます。
少しネタバレをしますが、自己PRは「主に3つのパターン」で質問されます。
最終面接までに、このような質問をされるでしょう。
その時、印象の良いPRができるように、この記事を参考にしてくださいね!
受かる自己PRの書き方と例文【人事部長が解説】
自己PRについては、毎年こんな質問がきます。
そうですよね。分からなくても大丈夫!安心してください。
まず、書き方を覚える前に、自己PRの大前提をおさえましょう。
自己PRで最も大切なこと
さっそく結論からいきましょう!それは、
驚くかもしれませんが、事実です。
履歴書や面接では、自分をアピールしますよね!
PRという名の通り、思いっきり自分の良さをアピールしましょう!
多少の演技は構いません。むしろ、少し盛って話す学生の方が多いですからね。
就活では、「自己PR」の質問は最初にされますので、ここで学生の印象が決まります。
たまに、自分のことを下げて話す学生がいますが、本当にもったいない。
一度ついた印象は、残りの時間で取り戻すことが難しいです…
入室時のマナーはあたりまえ
昔からよく言われますが、面接では一概にいえません。
みなさん最低限のマナーは覚えてきますからね。
「常識はある学生だな」と判断する程度です。
逆にマナーが出来ていないと、悪い意味で印象に残ります。気を付けましょうね。
自己PRは簡単です
とはいえ、自己PRは簡単です。
やることは2つだけ。
簡単に言えば、これだけです。
まだ自己分析ができていない方は、そこからスタートしましょう。
印象の良い、自己PRの書き方と伝え方
自己PRには、「型」があります。
いきなり自己PRをつくり始めると、こんなことが起きます。
・書きたい事が多くてまとまらない
・うまく伝えられない
型なしでつくるのは、「いきなり小説を書け」と言われているのと一緒。
難しくてあたりまえです…。
これから型を紹介します。
その通りに作れば内容がまとまり、わかりやすく伝えることができますよ。
早速いきましょう。
2つの型を紹介
この記事では、2パターン紹介します。
記入欄の大きさや、面接で与えられた時間によって使い分けてください。
記入欄が大きい・PR時間1分くらい使える
記入欄・時間をできるだけ使い、PRしましょう。
【2】「導入」結論で話した理由となるエピソード
【3】「内容」結論に至った行動
【4】「結果」行動の結果や成果
【5】「学び」結果から得た学び
【6】「貢献」学びをいかして御社に貢献
ポイントは、
学生の例文を紹介します。
部活を題材にした、よくある内容。
履歴書では多少そぎ落としても構いませんが、面接でこの内容を生き生きと話してくれたら好印象ですね。
入社後も頑張ってくれそうな感じがします。
記入欄があまりない・PR時間が30秒程度
自己PRは、短く伝えることも可能です。
【2】「内容」結論に至った行動
【3】「結果」無理に入れなくてもOK
【4】「貢献」経験をいかして御社に貢献
ポイントは、
こちらも例文を紹介します。
最優先すべきは「端的に伝えること」。
そのため、一文は短くしましょう。
ほぼ箇条書きでも大丈夫です。
就活は、型を無視すると落ちます
そういう学生もいるでしょう。
気持ちはわかります。まわりに埋もれたくないですよね。
しかし、物事にはマニュアルが存在します。
部活やアルバイトでは、基礎やマニュアルを最初に教わりますよね。
プロ野球選手で素振りをしない人もいません。
また、「相手に物事をわかりやすく伝える」ことはビジネスの基礎ですので、徹底して型を学び、就活を攻略しましょう!
型なし学生の典型的な失敗例
普通の学生こそ、自己PRはチャンス!!
新卒の面接は「ポテンシャル採用である」ということ。
面接で重視すること
過去よりも、これからどうなるの?という未来を見るのが新卒。
中途採用では、自己PRを聞かれることは、ほぼありません。
自己PRは、「将来性」をアピールする大チャンス!
【重要】伝える内容より、どう伝えるか
ここが一番大事なポイントです!
自己PRは、伝える内容よりも、声と表情があなたのイメージを作ります。
まずは、自信にあふれた声と表情で伝えましょう。
自分のことをイキイキと話す学生は、好印象をもたれますよ。
内容がありきたりだから、自信を持って話すのが恥ずかしい・・・
そう思ったあなた!大丈夫!
特別な体験をした学生なんて、多くありません。
そして、淡々と話すより、学生らしく「明るく元気に笑顔」で話す方が、面接官から高評価をもらえるでしょう。
あなたの声と表情が、最高の自己PRですからね。
・苦手であれば、自己PRだけは何度も話す練習をしよう
おおげさな表現や、キャラクターなどで例えない
ときどき現れる、キャラクターの例え。
私が就活をしていた時代は「ドラえもん」が流行っていました。
簡単に例を紹介します。
私を一言で表すと「ドラえもん」です。
困っているときには手をさしのべ、挑戦するときは後押しをする。
4次元ポケットを操るドラえもんのようだねと、周りから言われています。
入社後は、組織の潤滑油としてチームワークを発揮して貢献していきたいです。
この内容の良くないところは以下の3点
エピソードにキャラクターを使うと、せっかくの「あなたのPR」がキャラクターに埋もれてしまいます。
「あなたを何かに例えて下さい」という質問があるかもしれませんが、それ以外で例えを使うのはオススメしません。
・内容はありふれたものでOK
自己PRで合格に近づこう!
自己PRは、就活でほぼ聞かれる質問、つまり会社が投げてくれる「絶好球」です。
必ずホームランにできるよう準備しておきましょうね。
最初の自己PRで良い印象を持たれれば、面接は勝ったも同然!
頑張りましょうね!
最後に今日の内容を整理しましょう。
印象の良い学生を演じよう
・
2つの型を覚える
与えられた枠や時間で使い分けよう
・
リアクションは大きくしよう
声と表情が一番のアピールポイント
・
正攻法で勝負しよう
表現や例えに注意しよう
うまく自己PRが作れない
何をすれば良いかわからない