こんにちは。なべひろです。
今回は、よくある質問を例に「面接対策」をしていきましょう。
面接がどうも苦手・・・
印象が良い答え方を知りたい!
そんな悩みを少しでも解決したいですよね。
今回は、対策の初級編として鉄板の質問、
この質問に対して深掘りしていきます。
記事の後半には模範解答と、面接が苦手な方へ向けた「明日からできる行動プラン」を用意しました!
ぜひ最後までご覧ください。
【面接対策】学生時代の失敗や挫折についての回答方法
この記事のゴールを2つ設定しました。
今回は初級編なので、基礎の基礎から学んでいきましょう。
まずは大前提を押さえよう!
理解を深めるために、まずは面接官がどこを見ているのか、そのポイントを押さえておきましょう。
自分のアピールで必死!
そんな学生は多いですが、会社は「あなたの能力が発揮できるかどうか」を質問を通して見定めています。
ちゃんと能力が発揮できるかな?
そのうえで、会社に利益をもたらしてくれるかが合否のポイントです。
この学生はやってくれそうだ!
あたりまえのことだと感じますが、意外と面接官側を考えずに突っ走る学生がいますので、気をつけましょうね。
「学生時代に失敗や挫折をしたこと」に対する回答方法
それでは早速、回答方法を解説していきます。
基本フォーマットを3つ紹介します。
このフォーマットと、模範解答例を紹介します。
学んで終わるパターンは評価されない
「これまでの失敗や挫折」についての質問された経験は、みんなあるでしょう。
私も新卒面接では、必ず聞いています。
よくある回答は、1番目の記載のように「失敗から○○を学びました!」というパターンです。
この学んで終わりのパターンだと、良い評価にはしません。
なぜかといえば、
さらに、成果を上げることはもっと難しいことを、社会人は身をもって知っています。
しかし、自分のことに必死な学生ほど、「入社後の自分に期待させること」ができていません。
ぜひ、学んだだけのアピールから脱却してくださいね!
単純にいえば、この順で評価が上がります。
「行動できるようになりました!」というパターンでも悪くありませんが、できれば成果が表れたエピソードを交えると良いですね。
ちなみに、ウソはすぐにバレますのでやめましょう。
お化粧程度に、少し話を盛るくらいは全然OKです。
失敗や挫折の内容はなんでもいいの?
話の内容は、なんでも構いませんよ。
失敗の内容ではなく、そこからどのように学び、行動し、成果を上げたのかを見ています。
実際にあった模範解答
それでは、実際にあった例を、理解しやすいよう改変して記載します。
失敗からの学び、行動・成果をイメージした文章になっているので、ぜひ参考にしてください。
学生時代に失敗したことについて教えてください
はい、恥ずかしながら私は入学したての頃、寝坊する癖がどうしても抜けませんでした。(失敗の具体例)
一番の大きな失敗は、研究発表の日に遅刻をしてしまったことです。(失敗の具体例)
自分の発表には間に合いましたが、仲間に迷惑をかけ、非常に恥ずかしい思いをし、先生に注意もされました。(失敗・転機)
この経験から、私は自分に甘い人間だと痛感し、このままでは信用のない大人になってしまうと思い、私は友人と、授業が始まる30分前に教室へ集合して朝ご飯を食べる約束をしました。(学びと行動)
友人を一人で待たせるわけにはいかないという気持ちが働き、自然と教室に向かえたのです。(行動)
それ以来、その友人と朝食をとることが日課になり、自然に朝起きられるようになりました。(成果)
今では、土日も平日と同じように起床し、ランニングや読書などの自己研鑽の時間が取れています。(成果)
大切な日に寝坊という、大きな失敗をしましたが、今では早起きが得意になりました。(まとめ)
学生らしい失敗から学んで意識を改め、行動に移し、成果をアピールしている学生でした。
文章にすると少し堅苦しく感じますが、実際は30秒ほどでスラスラ話すことができるはずです。
「質問の意図」をくみ取れないと落ちます
たまにやってしまう落とし穴です。
今回の例でいえば、
このように、失敗した経験だけを話して終わってしまう回答。
単純に質問に対して答えるだけでは、相手の意図をくみ取れない「コミュ力の低い人」という印象を与えてしまいます。
面接官が聞きたいのは「失敗した内容」ではありません。
意外とやりがちなので気をつけましょうね。
明日からできる行動プラン
面接に自信を持って臨みたいですよね。
超シンプルですが、私が最も効果があると思う行動を2つ紹介します。
明日からすぐできるものなので、ぜひ取り組んでみてください。
あらかじめ回答を準備する
ある程度準備してるよ!
そんな方が多いと思いますが、念の為お伝えします。
一例をあげると、
などなど。
大体どの面接でも同じようなことを聞かれるのはご存知の通り。
それでも、回答の準備が甘い方がとても多いのが現実です。
面接をしていても、「え?この質問にそんな焦るの?」という学生をよく見かけます。
もしあなたが人事だとしたら、このような人を採用しますでしょうか?
面接以前に、仕事を任せたいと思わないですよね。
声に出してひたすら練習
せっかく覚えても、本番では頭が真っ白になるんです…
その気持ちよくわかります!回答を作りこんだら、ぜひ声に出して練習しましょう!
声を出して練習した分だけ自信に繋がります。
できれば自分一人ではなく、友達などに面接官役をやってもらうといいですね!
今お伝えした2点は、とても基本的なことだと感じましたよね。
しかし、緊張して力が出ない学生が多いのは、この基本的な作業を甘く見ているからです。
ぜひ「得意な質問」という武器をたくさん身につけて、面接に向かいましょう!
頑張ってくださいね!