こんにちは、なべひろです。
普段は会社で人事部長をしており、セミナーなどで就活の相談を受けています。
今回は職種研究について解説しますが、職種研究ってあまり聞いたことがないですよね。
「何となくイメージできそうだから、やらなくていいか」となりやすい研究 です。
このようなイメージで、職種を決めようとしている方に向けて、今日は解説していきます。
入社後に「こんなはずじゃなかった!」とならないよう、職種研究の目的とやるべきこと を短く解説していきますね。
入社後に後悔しないための職種研究
職種研究の目的はたった一つ
「仕事のギャップで苦労する」ってよく聞くなぁ。
退職理由の大きな要因の1つとして「思っていたイメージと違う」があります。
一回きりの新卒チケットが「イメージと違った」では勿体ないですよね…。
たしかに、営業や事務などイメージしやすい職種はあります。
ただし、自分にとって都合よく考えてしまいやすい ので注意が必要。
正しい部分はありますが、そんなに甘いものではありません。
入社してから「認識がズレていた」なんてことがよくあります。
では、どのようにしたらギャップを埋められるのでしょうか。
職種研究のやり方
職種研究のやり方は、とてもシンプル。
企業によって「具体的な仕事」に差はありますが、職種ごとの特徴などは全部ネットに答えがある ので、それを拾えばよいだけです。
業界や職種は、たくさんの方が情報収集してくれているので、その恩恵にあずかりましょう。
【重要!】確認すべき2つのポイント
今回の記事で、一番大事なところです。
ここだけ覚えてください!
・自分の適性や希望と、かけ離れていないか
責任者がどんな仕事をするのか
仕事内容を調べるとき、「入社してすぐの仕事」だけ調べていませんか?
イメージしている仕事は入社後すぐできないことが多いものです。
責任者になったときの仕事まで把握しましょう。
適性や希望とかけ離れていると後悔する
これらの優先順位を決めていますか?
この優先順位を決めておかないと、入社後に後悔する可能性があがります。
例えば、
などなど。
社会人になると、仕事によって生活が大きく変わりますので、先に決めておきましょうね。
就活サイトでも、具体的に掲載されているので、要チェックです。
興味がある職種は、より深掘りを
受けるつもりがない職種は、やらなくてOKです。
しかし例外もあります。
この2つは、いろいろな部署に配属される可能性がありますので、その企業の全職種を調べましょう。
「自分は営業職以外は受けない!」という場合も注意です。
個人既存メイン
法人新規メイン
法人既存メイン
営業推進
などなど、営業職だけでも細かく分けられます。
ルート営業と新規営業では、全く違うので注意しましょうね。
職種研究のまとめ
いかがでしたか?最後に職種研究についてまとめておきます。
職種研究まとめ
目的
事実を確認してギャップを減らす
やり方
ネットで2つのポイントを調べる
(1)責任者の仕事
(2)自分の適性や希望
深掘り
興味のある職種を細かく研究する
ギャップで後悔しないよう、しっかり研究しましょうね!
・楽そうだから事務職がいいな
・人事とか自慢できそう
・残業がなければ何でもいい