こんにちは、なべひろです。
今回は固定残業について解説していきます。
固定残業代が出るから稼げそう!
給与は高いけどちょっと不安…
ブラックの可能性はあるのかな
固定残業を提示している会社は多く存在していますが、入社前に理解せず大きなギャップを受ける方が多くいます。
固定残業がある会社のメリットとデメリットを理解し、今後の就職の参考にしてください。
【新卒・転職】固定残業はブラックなのか
早速結論です。
その束縛に自分が耐えられるのかが、ブラックと感じるかどうかの大きなポイントです。
このような勤務体系の会社が多いですが、もし固定残業30時間だとしたら以下のよう勤務体系になります。
出勤が20日間だとすると、だいたいこのような計算です。
ちなみに通勤時間が追加でかかりますからね。
まぁこのくらいなら大丈夫かな!
そう思うかもしれませんが、この残業時間は最低ラインであり、会社によっては追加で残業が起こります。
なぜ固定残業があるのか
なんで固定残業を最初から提示しているんだろう。
結論から言えば、残業しなければ仕事が回らないからです。
これが固定残業の全てです。
残業必須だから固定にしている
もしこんな会社だったらどうでしょう。
その分の経費が無駄になりますから、きっと固定残業の制度は採用しませんよね。
会社が事業を行うにあたり、「絶対にかかる人件費だから」固定残業を採用しているのです。
私はすぐに退職しました(実体験)
ちなみに私は一瞬、固定残業がある会社に入社したことがあります。
入社してすぐ研修があったのですが、入社2日目から毎日2時間半の残業がありました。
これにはちょっとびっくりしました!
固定残業があることは覚悟していましたが、研修期間からフル残業をするのに絶望を感じた瞬間です。
結果、すぐに退職しました。
私自身はブラックだとは感じませんでしたが、毎日の往復の時間を含めると15時間でしたので拘束時間が長くて大変でした。
同じ思いをする方が少しでも減ればと思い、今回の記事を書いています。
会社からは、よくこのように言われます。
しかし私の実体験から、残業時間が少ないことはあり得ないなと感じました。
新卒にはオススメしません
それでは、どんな条件なら固定残業があっても良いのでしょうか。
私の考えは2つあります。
管理職であれば勤務時間の概念がありませんし、勤務場所と時間に裁量が持てるなら自由に行動できます。
つまり、強制的に拘束されない働き方ができるなら良いという考えです。
しかしながら、新卒入社で自由な働き方ができる会社はありません。
社会人経験がなく、スキルがない状態ですからね。
また、入社してすぐ残業続きの毎日を送るのは、想像以上に大変なものです。
このような理由から、私は新卒で固定残業がある会社は、絶対にオススメしません。
学生時代に毎日アルバイトしていたから大丈夫!
確かに毎日仕事をしていた方ならギャップは少ないかもしれませんが、1つだけ注意です。
「自分が働きたいときに働ける」わけではなく、さらに「成果を求められる」ことが学生との違いです。
念のため肝に銘じておきましょう。
ブラックかどうかは自分次第
冒頭でも申し上げましたが、拘束時間と疲れをどれだけ耐えられるのかがポイントです。
人によって価値観は様々なので一概には言えませんが、私は仕事だけに人生をささげる生き方はしていません。
このような価値観を持っています。
固定残業の会社では、仕事後に家族との時間を取れないばかりか、疲れ果てて休日を寝て過ごす…なんてことになるかもしれません。
会社の往復と寝るだけの毎日になるかも…と考えると、私には合わないなと感じています。
この事実をブラックと捉えるかどうかです。
もちろん収入は増えますから、悪いことばかりではありません。
とにかく稼ぎたいから嬉しい!
仕事ばかりの毎日で辛い…
ブラックと感じるかは、価値観や捉え方によって人それぞれです。
固定残業の仕組みを把握したうえで、応募してくださいね。