なべひろです。
普段は、社員60名程度の企業で、人事部長をしています。
毎年10月1日は、学生と会社役員が顔を合わせる内定式がありますね。
今回はこれらを解説するにあたり、
自社で行った2021年度の内定式を、少しだけご紹介します。
主な内容はこちらです。
参加された学生にとっては、他社はどんな内容だったのか比較するのも良いですね。
(内定式は会社のカラーが出るので、良い悪いはありませんが)
これから内定式を迎えるのであれば、どんな内容なのか知識として持っておきましょう。
【自社の内定式を公開】内定式の内容や懇親会について
2021年10月1日は、大型台風がありました。
この日に内定式に参加された関東地方の学生は、大変だったことでしょう。
私たちの会社では、この日を休業とし、10月4日に実施しました。
また、台風の影響に関係なく、2021年の内定式は、全国的にオンラインで行った会社が増えましたね。
私たちの会社でも、オンラインでの内定式を検討しました。
しかし、「緊急事態宣言が明けたこと」と「他県から入社する学生がいなかった」ため、条件を設けた上で対面で実施することにしました。
これらの条件を踏まえた、2021年度の内定式をご紹介します。
開催方法
会場は、60名ほど入るホールを使用しました。
学生や出席者の距離を2メートル取り、参加者全員マスクを着用。
消毒や検温を行い、感染対策に協力していただきました。
内定者同士は、みな初めて顔を合わせましたが、休憩中など話す事ができ仲良くなれたようです。
対面で内定式を行うメリットの1つは、
これは入社前の学生にとって、大きな意義となるでしょう。
開催時間
内定式では例年、会社組織の説明や業務の見学などを行います。
しかし感染予防のため、今年は資料を配付するなどして、大幅に時間を短縮。3時間で終了しました。
疑問点などがあった場合は、スマートフォンでいつでも質問できるようネット環境を整備し、内定者のフォローをしています。
参加者
参加者は、内定者2名と役員5名のみの参加。
例年は、配属部署の先輩が参加し、仕事の内容やアドバイスを伝えますが、今回は役員のみの登壇でした。
先輩社員の話などは、入社時の研修で時間をとることに決めたからです。
登壇しスピーチを行ったのは、
以上の3名です。
ちなみに、この「執行役員人事部長」が私なのですが、5分ほどのスピーチをしました。
参考までに、私がお伝えした内容を簡単にまとめます。
私たちの会社は「人」を相手にする仕事なので、
このような理念を掲げています。
登壇者は全員、この理念に沿った内容をスピーチしていました。
内容
当日の内定式スケジュールはこちらです。
以上です。
スケジュール内に「未来計画」とありますが、役員が新卒にむけて「会社のビジョン」と、「数年後はこのような仕事を任せたい」という思いを伝えるものでした。
まとめ
以上が実際に行った内定式の内容でした。
自社の内定式は、「内定者同士の顔合わせと役員の紹介」を目的として行いました。
本来は、「食事会や懇親会、先輩社員との交流」を行いたかった のですが、感染対策のため断念することに。
ただ、同期との交流ができ、入社前にある程度の関係構築ができたのは、対面で内定式を実施した影響が大きいでしょう。
オンラインの良さは多々ありますが、今でも対面で実施して良かったと思います。
これから内定式を迎える方にとって、少しでもイメージがつかめれば幸いです。
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