こんにちは。なべひろです。
普段は人事部長の仕事をしながら、「効率よく進む就活」をコンセプトに記事を執筆しています。
今回は、面接で失敗してしまいやすい特徴をご紹介します。
面接は就職活動のメインイベント、何度やっても緊張しますよね。
こんな悩みを持った学生に向けてこの記事では、「面接で落ちてしまう学生の特徴」を、3つお伝えします。
面接で落ちてしまう学生には、いくつかの特徴や傾向があります。
今回は、現役面接官の目線から「これだけは気を付けて!」というものを紹介します。
ぜひ、あなたの力にしてくださいね。
今回ご紹介する特徴を避けるだけで内定が近づくともいえます。
それでは早速いきましょう!
【即改善】面接で落ちる学生の特徴3選
大前提として、面接官はすべての学生を平等に扱います。
しかし、面接官はロボットではなく「感情のある人間」なのを忘れてはいけません。
人間は、「イメージがその人の判断基準」になることがあります。
これから解説することは、「イメージや印象を悪くしてしまう行動」を多く含みますので、あなたの行動と照らし合わせてみましょう。
改善方法もお伝えしますので、振り返る機会にしてくださいね。
その1:元気なあいさつができない学生
最初は超基本から。
「自分は出来ているな」
と思ったあなた!
「社会人としてのあいさつ」を理解し、実践できていますか?
あらためて、見直してみましょう。
自分から元気な声で先に名乗る
緊張していたり、恥ずかしいと感じて、自分から名乗れない学生が多くいます。
また、名乗っても「声が小さくて聞き取りにくい場合もある」ので注意が必要です。
これは本当に損しかありません。
苦手な方は、元気な声であいさつをする練習をしましょう。
どうしても緊張してしまうときは、こちらを試してください。
思いきり背筋を伸ばす
いつもより視線を上げる
スッキリした気持ちで面接に向かうことができますよ。
会場に着くまでに、緊張や電車移動などで疲れています。
一度リフレッシュして元気よく向かいましょうね。
席を立ってあいさつしよう
面接は2パターンあります。
学生がノックして入る場合は、着席する前に自己紹介をするので問題ありません。
しかし、あとから面接官が入る場合は、どうすればよいのでしょうか。
まず、面接官が入室したら「すぐに席を立って、相手の正面を向いて」あいさつをしましょう。
面接官が入るまで、立って待っている必要はありません
そして面接官が着席するまで、そのまま立って待ちましょう。
面接官から、「お座りください」と言ってくれます。
これから面接だと思うと、緊張しちゃいますよね。
しかし、相手に悪い印象を与えてしまうので気を付けましょう。
2,面接官と立って対面しよう
その2:お礼が言えない学生
これも思わぬ落とし穴です。
「え!?ちゃんと面接の最後に、ありがとうございました!と伝えているけど…」
と思ったあなた!
他にもお礼をすべきタイミングがあります。
具体的なお礼のタイミングを確認していきましょう。
面接開始前にお礼をする
まず初めに、面接に呼んでもらえたお礼を伝えましょう。
これ、意外とみんなできていません。
この一言が言えるだけで、面接の勝率は上がりますよ!
今日から、あいさつとセットで伝えるよう心掛けましょう!
しぐさや表情も忘れずに
お礼の言葉は出ていても、こんな態度をしていませんか?
「失礼なお礼」は逆効果なので、気を付けましょうね。
【重要】あいさつやお礼が大切な理由
ではなぜ、あいさつやお礼が大切なのでしょうか。それは、
「人柄」が現れるからです。
先ほどもお伝えしましたが、面接官はロボットではありません。
人が人を評価している以上、イメージが評価に反映されることは多々あります。
もし、面接の結果が他学生と同じであれば、より一緒に働きたいと思う方を採用するでしょう。
もしあなたが仕事のパートナーを選ぶとしたら、こんな人が良いと思いませんか。
その3:仕事ができる風に振る舞う学生
特別な経験をしていたり、結果を出している学生ほど、やってしまいがちです。
もし、以下の項目に心当たりがあれば、即改善しましょう。
クールな対応と論理攻め
仕事ができる人の特徴をイメージしてください。
優秀な学生ほど、このような対応をしてしまうケースが見受けられます。
ここ数年、「論破」という言葉が流行っているためでしょうか…
大切なのでハッキリお伝えしますが、このような学生を会社は求めていません。
どれだけ優秀だとしても、これから「会社という組織の一番下に入る」のです。
「頑張ります!」という熱い姿勢と、「相手を思いやる心」は忘れないでおきましょうね。
最終的には、「この子はやる気がある!」
これが採用の決め手になることもありますからね。
例外もあります
ベンチャーやスタートアップ企業など、一人で多数の業務を行ったり、一日のほぼ全てを仕事に費やすような仕事は別です。
個人の仕事に、ある程度の裁量を持たされている仕事(裁量労働制など)は、いかに短時間で成果を上げられるかが勝負で、新卒であろうと「即戦力になるか」がポイント。
とにかく、仕事量を求められる会社の場合は、「絶対にこの会社の力になれる!これだけの成果をあげられる!」と自分をアピールすると良いでしょう。
まとめの一言
いかがでしたでしょうか。
「当たり前なことが多いな…」と思ったあなた!
その通りです。
この「大前提」を忘れてしまうと、面接で落とされてしまいます。
まずは、元気よく挨拶とお礼をしましょう!
恥ずかしがらなくて大丈夫です。知り合いは誰も見ていません。
今は、目の前の会社に好かれるような行動を心がければ、その気持ちを拾ってくれるはずです。
少しでも落選のリスクを減らせるよう、もう一度この記事を読み直してくださいね。
あなたの面接が上手くいくことを、心から祈っています。
面接がなかなか通らない…
少しでも印象を良くしたい!